212. 『1 秒間 速読練習帳』(著: 椋木修三、出版: 大和書房) [心理学]

最近、骨髄移植の影響で、帯状疱疹や肺炎、インフルエンザに連続してかかり、そうなると体力とともにやる気(読む気)も失われ、読書習慣も停滞気味でした。

速読も、完全に身に着けたとはもともと言い難かったのですが、それでも速読の練習を始める前の 2 ~ 3 倍のスピードで読めるようにはなっていました。

しかし、楽器やスポーツの練習と一緒で、速読力を維持するためには、練習を継続することが必要です。一度速読術を身に着けたからといって練習をサボると、また元ののんびりしたスピードに戻ってしまいます。

最近の私は、まさにそんな状態でした。スローライフといえば聞こえはよいのですが (笑)。

今はこれらの病気も回復し、体力もまた戻ってきているので、速読の練習を再開し、密度の濃い読書生活をふたたび始めたいと思っています。

速読の本はこれで 4 冊目かな。著者によっていろいろとメソッドの違いがあるので、4 冊も読むと、速読というものを総合的に捉えることができ、自分に合ったやり方を取捨選択できるようになります。人間関係と一緒で、メソッドもウマがあう、あわないがありますから。

この本は良い本だと思うので (これまでの本もそれぞれ良書でしたが)、これからも付き合いを続け、自分の血とし肉としていきたいと考えています。


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メモリーシェル

うーん。速読すごいですね。出来たらいいですね。私はどうも時間をかけて読んで、同じ本を読み返したことがほとんどありません。ただ、人生のなかでは、沢山の本と出会えたらいいだろうなと思いますね。短時間で本の良さを確実に自分で感じ、感動も出来るのでしょうか?(疑問)私も速読の入門書でも読んでみようかしら?今2冊の本にチャレンジしてます。それが終わってからでも。くれぐれも体調に気を付けて、無理なさらないように。
by メモリーシェル (2012-02-16 22:49) 

メモリーシェル

コメント投稿に失敗しました。の表示がでました。再度書きます。
速読をしてじんわり感じるそれぞれの本の良さが味わえるかどうかと考えると、、。それも訓練で体得できるのでしょうか?出来るのであれば私もチャレンジしてみたいですね。沢山の本と出会えますしね。
今別の本2冊を読書中です。それが終わったら入門書でも読んでみたいですね。くれぐれもお体を大切に。
by メモリーシェル (2012-02-16 23:02) 

土本恭久

速読は、書いてあることの概要をいかに早くつかむか、なので、一語一語の美しさを味わうような、たとえば詩の鑑賞などには向いていないと思います。

また、内容のとても難しい本(たとえば経済学のことをまったく知らないような人が初めて経済学の本を読むようなとき)は速読できないと思います。

小説の概要を早くつかんだりとか、仕事関連の資料に早く目を通したりとか、話題の新刊の要点をつかむだとか、そういうのにはとても向いていると思います。
by 土本恭久 (2012-02-19 00:13) 

メモリーシェル

むむ、、。興味がわいてきました。アマゾンで購入しようと思います!頭の整理整頓にいいかも。
by メモリーシェル (2012-02-20 21:04) 

土本恭久

ぜひぜひ、チャレンジなさってみてください。

ただし、日記本体にも書いたように、色々なメソッドがあるので、この本だけではなく、他の著者による本もできれば数冊買って、総合的に学ばれることをお薦めします。

また、これも日記に書いたことですが、ピアノやスポーツと一緒で、一度身に付けたと思っても、定期的に練習しないとすぐに通常の読書スピードに戻っていくので、一週間のうちに何日か、練習できる日、時間を設け、継続的に練習されるとよいと思います。
by 土本恭久 (2012-02-22 21:49) 

メモリーシェル

すでに、アマゾンに注文しました。届き次第早速始めようと思います。スポーツのようなものらしいですが、、。アドバイスありがとうございます。
by メモリーシェル (2012-02-23 00:12) 

メモリーシェル

昨日読み終えました。文章は本当に読みやすかったです。速読が熟読とはまた別のスキルだということも理解しました。これからの読書の役に立ちそうな情報でした。機会がありましたら別の速読入門書でも読んでみたいです。
by メモリーシェル (2012-03-04 11:34) 

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